世の中の一部には「30代で未婚の独身男性は負け組」というような風潮があるが、独身というだけで負け組という考えは本当に良くないと思います。

そもそも人生勝ち負けではないし、仮に勝ち負けがあるとしても結婚で勝ち負けは決まるものではありません。
更に言えば、100歩譲って結婚が大事だとしても、30代独身男性は珍しくもありません。

いい加減な話で、30代の男性たちが落ち込んでしまうのはとても悲しいです。
ですから、未婚の30代男性は負け組、というわけじゃないんだ!という話を書かせてください。

1. そもそも勝ち負けではない

そもそも人生に勝ち負けなんてあるのでしょうか。
仏教的な価値観で行けば、全ては「空」です。
色々なものに囚われるほうがかえって苦しみが増える、というのが仏教の教えだと思います。
(専門家ではないので、間違いがあったらすみません)

あえて勝ちだの、負けだのといい、
しかも他の人をわざわざ自分のモノサシで評価するなんておかしな話です。
結婚と勝ち負けを組み合わせた言説を振りかざす人の方がかえって個人的には心配です。

いい人生過ごせてますか?聞いてみたくなってしまいます。

2. 少し譲って勝ち負けがあるとしても結婚だけで決まるわけじゃない

少し譲って、人生に勝ち負けがあるとしましょう。
そうだとしても人生の勝ち負けを「既婚か未婚か」という尺度で判断するのはおかしいと思います。

世の中には色々な幸せがあります。
また宗教の話になってしまいますが、例えば結婚しない聖職者は多くいます。
崇められるような対象の人々が、独身男性だからと言って負けと言えるでしょうか。

独身でも幸せな人はいますし、幸せだから勝ち、幸せでないから負けだということも無いでしょう。
ましてや、結婚という1つのことだけで勝ち負けを判断するのは視野が狭いです。

2.1 とても寂しい婚活菩薩さんの話

最近、ウェブ上で、まさに30代以上の独身男性についての勝ち負けに言及した、ツイートを見つけてしまいました。

見つけた記事は下のサイトです。
http://jin115.com/archives/52197938.html

Twitterの引用ルールに従って引用させていただきます。

・・・菩薩とは一体。
もちろん婚活を進める立場としてのポジショントークもあるのでしょうがなんと短絡的なと感じました。
私も出会いや婚活、結婚のサポートをしている身ですが、短絡的にはなりたくないなと反面教師を見る思いです。
そもそも人生100年の時代、しかも不確定な未来が続く中で、30代の結婚有無で勝ち負けなんて、いかにも浅薄です。

3. 更に100歩譲って結婚が大事でも、30代の独身男性は珍しくない

まあいいです、思想の問題もあるかもしれないので、もう少し客観的な話をしましょう。
この2019年、令和元年の世の中、30代の独身男性は決して珍しくありません。

3.1 30代男性の4割は未婚

内閣府の少子化対策白書によると、
2015年段階における男性の未婚率は

  • 30歳~34歳で47.1%
  • 35歳~39歳で35.0%

です。しかも近年未婚率は上昇しています。

30代前半に限っていえば、ほぼ半数が未婚です。
男性の平均初婚年齢も30歳を超えています。
例えば30歳のタイミングで言えば、結婚していない男性の方が多いくらいです。
ほぼ半数が未婚であるなら、独身であることはもはや珍しくも何でもなく、勝ち負けということ自体がおかしいとわかります。

3.2 確かに昔は30代男性の既婚率は高かった

実は過去は違いました。1960年の調査まで遡ると、未婚率は30代前半で10%程度、30代後半では5%程度です。

約半世紀の間に30代男性の未婚率は大きく上昇したのです。
30代の独身男性は負け組、などと言う人は、もしかしたら最新の世の中の情報から取り残されているのかもしれません。

3.3 生涯未婚率を見れば、30代から結婚する男性もまだまだいる

内閣府男女共同参画局の生涯未婚率の調査を見てみましょう。
(未婚率の定義は50歳時に未婚である人の率です)
確かに徐々に未婚率は上昇しているのですが、未婚率はまだ20%です。

ZUUONLINEで紹介されている2030年の生涯未婚率は男性は28.5%になると推計されており、今後も伸びてはいきますが、生涯未婚率が伸びていったとしても、30代の未婚率に比べれば小さな数字です。

もちろん、未婚率の上昇自体は少子化などにもつながる社会課題です。
ただ、個々人の観点でまだまだ30代以降に結婚する人も多くいるのです。
(し、付随的に言うなら結婚以外の楽しみも増えたからこそ未婚の選択肢が強くなった側面もあると思います)

4. 30代の未婚男性が卑屈になることは良くない

ですから、男性が30代で未婚だからと言って全く気にすることではありません。
人生まだまだ今からですし、結婚以外の楽しみも沢山あるでしょう。

問題なのは、負け組議論によって、30代の独身男性が卑屈になったり、元気が無くなったりしてしまうことです。

実際にYahoo知恵袋や発言小町には、30代男性からの悩みが書かれていて、読んでいてとても悲しい気持ちになります。
変な議論や風潮は気にせずに、毎日楽しく過ごしていきましょうよ、と思うのです。

5. 興味があるなら結婚してもいいと思う

ただ、一方で、本音ベースでいうと結婚は良いものである、と思います。
私自身も結婚と育児を通して幸せになっていますし、周囲を見ていても結婚によって幸福度が増した人はたくさんいます。

もしかしたら、30代独身男性は負け組!と言われてダメージを受けてしまう人は、どこかに「結婚したい」という思いがある人達なのかもしれない、と自分が日々人と接していて感じます。

5.1 大事なのはまずは一歩を踏み出すこと

もし寂しさやダメージを受けてしまう心の裏側に結婚願望があるなら、ぜひやってみましょうよ。

  • 「負け」という間違った話で元気をなくすこと
  • イソップ童話のすっぱいぶどうの話のように、結婚からあえて目を背けること

はどちらも違うと思います。
そうではなく、試しに前に進んでみる、やってみて考えるという前向きさが大事です。
やってみると、実際は大したことじゃないんですよね。
人と人が会う、仲良くなる、合意があれば結婚する、意外とできちゃいます。
大事なのはまず一歩を踏み出すことです。

6. 気軽に女性とのコミュニケーションを試して見るなら

一歩目の踏み出し方としてやりやすいのは、ちょっとしたコミュニケーションを女性と取る機会を増やすことです。
いわゆるマッチングアプリなら、ニックネームでテキストのやり取りから、という気軽な形で始められます
有料の場合、月額4,000円程度かかりますが、やめたい時にやめられますし、それで人生が変わるなら安いものだと思います。
飲み会を1回我慢して、女性とやり取りする、悪くないですよ。

おすすめのアプリはこちらです。

6.1 平均3か月半でカップル成立、いいね婚のマリッシュ

公式サイト:https://marrish.com/

多様なスタイルのパートナー探しをサポートする今ドキのマッチングサービスです。
平均3ヶ月半カップル成立という実績があります。

年齢確認などはしっかり行う一方で、実名ではなくニックネームでコミュニケーションができるので、登録ハードルが低く嬉しいです。
相手から反応があれば、その時点で負けなはずがないですよね。
無料で利用開始可能、かつ毎日「いいね」がプレゼントされるので、そのまま継続利用も可能です。

6.2 散歩するだけでも寂しくなくなる、すれ違いマッチング、クロスミー

公式サイト:https://crossme.jp/




すれちがいをきっかけにしたマッチングアプリです。
街中でのすれ違いから出会いが始まるというコンセプトが魅力的です。
ふと、寂しい、と思った際にこのアプリを入れて街に出れば出会いのきっかけがつかめます。
ただの散歩がいつもよりも楽しくなるはずで、寂しさを感じた際にもってこいのアプリです。
もちろん無料で登録可能です。

6.3 累計会員数1,000万人、アクティブ会員50万人突破の老舗大手PCMAX

公式サイト:https://pcmax.jp/pcm/

創業15年以上の大手老舗サービスです。
長くサービスが続いていることと、多くの会員がいることがサービスの有用性を伝えています。
累計会員数はなんと1,000万人を超え、アクティブ会員数50万人と、他とは一線を画すサービス規模です。
多くの人が長く使っているという点は安心できるポイントですし、利用者が多いので色々な人とである可能性が高いです。
無料で利用開始可能です。

7. むしろ結婚して勝ってやるよ、という気概のあなたへのオススメ

そこまでいうなら「勝ち負け」の勝負に乗った上で、勝ってやるよというあなた、素敵です!
一番結婚に近いのは、やはり「結婚相談書を使った婚活」です。

特に都内で30代後半位の既婚者と話していると、思いの他「結婚相談所」を利用した男性が多いことに気づきます。
先日地域の父親の交流会に行きましたが、10人中4人が結婚相談所での出会いでした。
(他は学生時代からの交際や、職場での出会いでした)

20代の若い頃は思いもよらなかったことですが、身近に良い出会いを見つけづらい中で、婚活をする、結婚相談所を使うという選択肢は有力なものになりつつあります。

男性が利用する際にネックになるのは、入会金や月額、成婚料などで、トータル数十万になる費用面です。
但し、金額が高い分、高確率で本格的に交際に発展させることが可能です。

入会すれば人の紹介も多く得られ、少なくとも寂しいと感じている状況から、自分の理想のパートナーを探すフェーズに状況は変化します。
月額費用は1万~2万程度で途中でやめることも可能ですので、こちらも興味があれば一度話を聞いてみる、試してみる、という行動をしてみることがおすすめです。

なお、ここでもいくつかの結婚相談所をご紹介しますが、もしより詳細に比較したい場合は、
ベーシックの【結婚相談所比較ネット】
がおすすめです。
実際の相談前に資料を見て、中身を吟味できるのがポイントです。
もちろん資料請求は無料、かつ今なら婚活支援金30,000円がもらえる可能性もあります。

では、結婚相談所のおすすめです。

7.1 安価で安心のスマリッジ

公式サイト:https://s-marriage.jp/

一般的な結婚相談所にあり、しかも10万円以上が相場の成婚料などがありません
しかも登録料6,000円、月会費9,000円と圧倒的に安価です。
入会者が独身であることの確認も行っており、交際を始めようとしたら実は既婚者だった、遊び相手だった、というようなことがない点もおススメです。

7.2 対象を35歳以上の男女に絞ったR婚

公式サイト:https://rkon.jp/




こちらは男女ともに35歳以上の年齢の人をターゲットにしたサービスです。
相手女性も希望が35歳以上ということを確認できていますし、このサービスの中では30代男性は若い部類に入るため、うまくマッチングできる率も高くなっています。
まさに30代の寂しさを感じる男性にピッタリのサービスです。
5万円の成婚祝い金もあります。
こんなサービスが有るわけですから、30代が負け組なはずないんですけどね。

7.3 オタク大歓迎なミューコネクト

公式サイト:https://mu-connect.jp/

こちらは万人向けではなく、「オタク」向けの婚活サービスです。
深い趣味を持っていて、それに共感してくれる相手をお探しの方にピッタリです。

コミュニケーションのサポートもしてくれるため、
これまで出会いがなく、女性と付き合ったことがない方や、コミュニケーションが苦手、という人にもお勧めできる婚活サービスです。
登録女性も、相手が「オタク」であるという前提なので、共通の趣味などを元にコミュニケーションを進めやすいです。
メディアでの紹介も多く、必要に応じてコンサルティングもしてくれる点がポイントです。

7.4 本気で結婚を目指すならハッピーカムカム

公式サイト:https://www.1rankue.com/konkatsu/




本気で結婚を目指す人に一押しなのがハッピーカムカムです。
1年以内の成婚実績が53.3%と業界屈指の高い実績を誇っています。
「同世代で異性」の専属アドバイザーが強力に婚活をバックアップ、寂しさから一気に結婚にたどり着きたい人にお勧めのサービスです。

まとめ

以上、30代の独身男性が負け組という言説に物申す、のコーナーでした。
本当に勝ち負けなんておかしなことですし、結婚してもしなくても、それは本人の自由だと思います。
でも、確かに結婚は良いものです。これをすごく思うのも、また私の中の事実です。

もし少しでも興味があれば、第一歩を今、踏み出してみてください

皆さんの幸せを、応援しています!

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